ヨミカツ

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広がる抗議の輪。その声は何を叫んでいるのか

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まとめ

  • 検察庁法改正案に対する抗議デモが13日の夜、国会前であった。
  • 新型コロナウイルスの感染防止のため、声をあげずに抗議の意思を示す「サイレントデモ」が行われた。
  • Twitter上でも「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグをつけてデモの様子を投稿したり、自宅などから「Twitterで(デモに)参加します」と投稿したりする人もいた。

考察

検察定年延長に関して抗議の声が広がっている。異常とも言えるこの事態、一体何が起きているのだろうか。

今回、この法案が改正されることで国民は損をすることは特にないのではないだろうか。政府の官僚にとって都合が良くなると言われているが、国民には一体どんな不利益が被るのだろうか。例えば、消費税が8%から10%に増税された際には軽減税率こそ導入されたものの、何かものを買うごとに我々の負担額が増えた。

今回の問題は国民がここまで燃え上がる気持ちが私にはいまいち理解出来ない。新型コロナウイルスに伴う経済不況にて明日の生活が不安で仕方ない人たちが、その鬱憤を晴らしているように見える。「自分たちはこんなに苦しい思いをしているのに、自分ばっかり」と。

自分の問題を他人になすりつけていないだろうか。自分は損をしないのに、誰かが得をすることに対して過敏になっていないだろうか。線引きはきちんと出来ているだろうか。自分の思いを声に出すことが民主主義ではあるが、声の真髄がずれているような気がしてならない。

参考