まとめ
- 安倍晋三首相は4日、首相官邸で記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を31日まで延長すると発表した。
- 新型コロナウイルスの対策を検討する政府の専門家会議は、感染の広がりを長期的に防ぐための「新しい生活様式」の具体例を示した。
- これに対してネット上では「もうすでにやっている」「自粛を新しい生活と言い換えただけだ」などとの声が上がった。
提示された新しい生活様式
- 遊びに行くのは屋内より屋外
- 外出時は症状がなくてもマスクを着用
- 帰宅したらまず手や顔を洗い、出来るだけすぐに着替えたりシャワーを浴びたりする。
- 毎朝の体温測定
- 食事は対面ではなく横並びでとる
- 娯楽はスポーツでは、歌や応援は十分な距離をとるかオンラインを活用すること
考察
政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止として、新しい生活様式を公表しました。ネット上で「自粛を新しい生活様式と言い換えただけ」というコメントがありましたが、そう言い換えることも出来るなという印章でした。
この新しい生活様式を見て感じたことは、「自粛と保証はセット」とよく叫ばれましたが、新しい生活様式には新しい仕組み作りがあってこそ成り立つものだと思います。この新しい生活様式が営まれる中で必ず衰弱する業界、仕事があるはずです。「自分はしっかりと守っているのに、何も保証されず明日が怖い」という人が増えるのは目に見えているはずです。そうなる前に、政府としても打てる対策は十分に示すべきではないでしょうか。
