マイナンバーを保険証に、導入準備7%止まり
まとめ
- マイナンバーカードを保険証として利用するシステムが今月20日から本格運用に切り替わるものの必要なシステムの導入が済んだ医療機関は7%と本格運用とは程遠い。
- マイナンバーカードの交付率は10月7日現在で38.6%とマイナンバーカードを持っている人の数も未だ少数である。背景には政府が示すメリットをメリットと感じられないことやカード自体の扱いが難しく「怖い」と感じる国民が多いことが挙げられるという。
- 政府はマイナンバーカードを保険証として利用する際の関連費用の補助金を増額しており、厚労省は「1年半後には半数の施設でマイナンバーを保険証として使えるようになる」との見方を示している。
考察
昨年行われたマイナポイント事業で国民のマイナンバーカードの取得率が上がったかと思ったら未だ4割に満たない水準ということでとても驚いた。私は身分証としてマイナンバーカードを携帯しているが、身分証として認められない場合も多くマイナンバーカードの扱われ方に関しては疑問に感じる場面もある。今後保険証や運転免許証として本当に機能していくのか。個人の意見としては身分証をまとめて持ち歩くのは紛失したときのリスクが大きいのでひとまとめにしてもらえるとありがたいと感じる。