ヨミカツ

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新学習指導要領に組み込まれたプログラミング

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まとめ

・来春から中学校で使われる教科書で全教科のうちで最もページ数が増えたのが技術・家庭の技術分野だ。

・新学習指導要領ではプログラミングに関する記述が多岐にわたり、各教科とも内容が盛り沢山になった。

・これからの生徒たちが生きる未来の世界では欠かせず、技術分野の学習で知って欲しいとまたSociety5.0についても、記述している。

・新学習指導要領は「双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題解決」の学習を求める

・内容が濃く、専門的なだけに子どもたちに教えることになる教職員のスキルアップが今後の課題となる

 

各社の取り組み

東京書籍…地図を表示して避難ルートを線で結ぶ防災マップやメッセージを送り合う学校内チャットシステムを掲載。巻末にはプログラミング手帳を掲載。

開隆堂…安心して使えるメッセージ交換アプリや英単語の発音チェックアプリ、防災、地図アプリなどの実習例を掲載。

巻末資料に表計算ソフトの使い方などプログラミングの基本操作の説明を載せた。

教育図書…難しい作成例やプログラミング言語の解説は避けて教科書を作成。

 

Society5.0とは

狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society4.0)に続く新たな社会。AIやロボットが、高度な革新的技術により経済発展と社会的課題の解決を両立する「人間中心の社会」とされる。

参考:Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府

 

考察

新学習指導要領において、小学校では2020年度から、中学校では2021年度からプログラミング教育が必修化されることになりました。今回の記事では教科書を作成する会社がどのようにプログラミングを取り扱っているのかの記述になっていました。

 

未来を生きる子どもたちにとって、プログラミングは必要不可欠なものという判断がなされたことに時代の変化を感じます。しかし、大人である我々もある程度の知識を持たないと、社会を作っていくにあたりその差がどんどん広がっていくことになります。大人の我々が情報について学ぶ場は無いのか、調べてみようと思いました。

 

参考

(どうなる?教科書)プログラミング、難易度高く 教材作りに各社苦心、ソフト開発も:朝日新聞デジタル