まとめ
- Instagramの若者への心理的な影響をめぐり、Instagramを運営するFacebookへの批判が米議会やメディアで高まっている。
- 公聴会では「FBは巨大たばこ産業と同じだ。若者の健康に害があると知りながら、早期に使うように促している」との声も挙がった。
- FBは内部報告書の中身を公表したが、その中には実際にInstagramを利用した若者が心の不調を訴えていたとの記載もあった。
考察
SNS、とりわけInstagramが人に与える影響はここ数年議論されてきたが、いよいよその問題と解決に向けて動きが出てきたのではないか。そもそもInstagramを始めとするSNSそのものが悪いわけではなく、他人と自分との世界観を混同してしまうことに問題があり、個々のアイデンティティーの保ち方も重要である。これからの時代を生きるには自分と他の線引きが必要となってくるだろう。