ヨミカツ

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貧困の津波が世界を襲う

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まとめ

  • 世界の貧困層の数は過去30年減少傾向にあった。
  • 世界銀行によると、国際的に定められた貧困ライン「1日1.9ドル未満」未満で暮らす極度の貧困層は1990年には約19億人で、全人口の36%だったが、2015年には約7億3600万人となり、10%まで減っていた。
  • 国連大学の研究所の報告書は感染症の影響で収入や消費が20%減ると想定した場合、貧困ラインを下回る人が約4億2千万人増え、約10年前の水準にまで戻ると示唆している。

考察

新型コロナウイルスが経済に影響を与えているがその深刻さが浮き彫りとなる記事が掲載された。日本でも厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は1・39倍。前月より0・06ポイント下がり、3年半ぶりに1・4倍を割っている。(引用:求人倍率、3年半ぶり低水準 観光直撃「4月はもっと」 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル)日本でも飲食業や宿泊業、観光業を中心に収入が途絶え苦しんでいる人が多い。しかしその一方でこの新型コロナウイルスの騒動の中でも大きな打撃もなく通常通りの生活をしている人もいる。今回のこの騒動は貧困とそれ以外の2極化が大きな問題となりそうだ。

参考