まとめ
- 全国銀行協会は28日、支店の混雑解消のため、窓口の「不急業務」の例を提示して各金融機関へ通知した。
- 取引先企業の資金繰りを支えるため、大型連休中も有志対応窓口を開くことを確認した。東京や大阪などを中心に、三菱UFJ銀行25支店、三井住友銀行約20支店、みずほ銀行約30支店で相談に応じる。
銀行窓口で不要不急業務の主な例
- 破れたり汚れたりしたお札や記念紙幣の両替
- 長い間使っていない通帳を見つけての口座解約
- 子どもの口座開設
- 定期預金の預入
- 保険や投資信託など運用商品の購入
- 住所や電話番号などの変更届
- 紙幣や硬貨を指定しての出金
- 印鑑の変更
- 外貨両替
考察
今回銀行が「不要不急」として挙げたこれら9つのものは全てオンライン化(インターネットバンキング)、もしくはキャッシュレスが広く浸透したら不要になることばかりである。つまり、個人と銀行の関係において不要不急のものはなかったけれど、どれも必要に見せかけていたことが大半だったいということが言うことが出来る。
同様にリモートワークにおける「押印の為の出勤」が問題になっている。この印鑑の文化も今回のコロナ騒動で大きく変化する兆しを見せている。今回のコロナ騒動により、これまでの慣習が大きく変わりそうだ。